未来の自分かも。

鼎という団体の演奏会に出演してきた。団員の方々はほとんどの人がアマチュアで、私の親くらいの年齢。さらにそのほとんどは多分、私みたいなのが社会に出た後も邦楽を続けたいと思って実行している人々。出演させていただいた曲はとても難易度が高くて(曲の内容も難解で)アマチュアがやることはまずない曲。
代表の人は挨拶で、この曲をやるのが夢だったと仰っていた。


実際曲の出来はといえばすごく良いと言えるものではなかったし(悪くはなかったと思う)、ハプニングも結構あったのだけど、楽しく演奏することはできた。夢の実現に貢献できたのならそれは非常に光栄なことだし、私も20年、30年後にああやって三味線を弾けていればそれは幸せなことなのだろうな、と思った。

今日のBGM

巨火(ほて、と読みます)

能管、篠笛、いろんな長さの尺八、琴3種類、三味線2種類、琵琶2種類、日本胡弓、打楽器たくさんで計20パートの曲。
楽器がそろわないからやれない、っていうのが難しい、ってことよりも大きい。